仄暗くも美しいダークファンタジーの世界へようこそ
心の声に従って自由に生きたいと願うあなたへ。

☞星屑たちの記憶　prologue☜

ファンタジア
それはこの世のものではないとされる幻想。
不思議な空気に満ち、な方使いやドラゴン、人形たちが存在している世界。
けれど、どうして彼らがいないものと言えるでしょう。
誰も目にしたことがないから？
ならばなぜ、見たこともないものを私たちは想像し、思い描くことができるのでしょうか。

それは、こちらとあちらの世界をつなぎ、均衡を保つために管理するものがいるからなのです。

ファンタジーと呼ばれるものたちが住まう「月」
魔力を宿さぬものたちが住まう「太陽」

月は太陽から存在を確信されてはならず、忘れられてもいけない。
星屑たちの記憶は、そんな繊細な二つの世界に生きるものたちが紡ぐ命の物語。

今夜はどんな願いが訪れてくるだろうか。


申し遅れました。わたくしは星屑たちを拾い集め、記録する役を仰せつかっております、『星野 夜』と申します。

ご来店されたあなたには特別に、私がこれまで集めてきた星屑の一部をお見せ致しましょう。
さあ、ごゆるりとご鑑賞ください。